(1)2026年4月の地震活動
気象庁が公開しているCMT解によると,2026年4月の地震個数と総地震断層面積のPlate運動面積に対する比(速報36)は,日本全域で23個02.462月分,千島海溝域で1個0.016月分,日本海溝域で17個17.708月分,伊豆・小笠原海溝域で1個0.035月分,南海・琉球海溝域で4個0.036月分であった(2026年4月日本全図月別).
2026年4月の総地震断層面積規模はΣM7.4で,最大地震は2026年4月20日の襟裳小円南区深度30㎞の東北弧沖久慈oAcJKj震源区M7.4Psで,M6.0以上には4月27日の襟裳北小円区深度73㎞の東北前弧沖浦河ofAcJzUkw震源区M6.1Trが加わる.
最大地震東北弧沖久慈oAcJKj震源区M7.4Psの最大震度は5強で震度1以上が北海道北端から近畿にまで及んでいる(図662).次大の東北前弧沖浦河ofAcUkw震源区M6.1Trの最大震度も5強で震度1以上は東北太平洋岸沿いに関東にまで及んでいる(図663).

図662.2026年4月20日襟裳小円南区深度23㎞の東北弧沖久慈oAcJKj震源区M7.4Psの震度分布(気象庁HPより). Clickすると拡大します.

図663.2026年4月27日襟裳小円南区深度74㎞の東北弧沖久慈震源区ofAcJUkwM6.1Trの震度分布(気象庁HPより).
2026年4月までの日本全域2年間のCMT解は390個で,その総地震断層面積規模ΣM8.9はPlate運動面積規模M8.2に対して5.353倍と大幅に超過している(図664の中図上).日本全域と千島海溝域のBenioff曲線(図664右図上左端Total/4と右端Chishima[A])は2025年7月30日M8.8の巨大な段差に隠され他の段は見え難いが,伊豆海溝域OgsIzでは,2024年7月8日WdtiGPcPlM6.2-trの最初の段・2024年末から2015年始の段・2026年始の緩い段が認められる.琉球南海域(図664右図上左端の右側のRykNnk[D])には,伊豆海溝域とほぼ同期したBenioff曲線が2024年8月8日TrPhKysM7.0psの段から認められる.千島海溝域は,2025年に入り完全無CMTを保っていたが(図664右下地震断層面積移動平均規模areaM図右端A),5月31日に5月最大地震oAcCKsrM6.1Ps,6月22日にも6月最大地震oAcCNmrM6.0Psが続き半年ぶりに活性化し,2025年7月30日oAcCKamcM8.8・9月19日oAcCKamM7.8psが続いたが歪軸方位に変化がなく,千島海溝域の歪の完全解放に至っていない(月刊地震予報193).その活動は,静穏化の続いていた日本海溝域[B]に移り,2025年12月8日の最大地震東北前弧沖下北震源区ofAcJSmkM7.4psに続きその東方の深度の浅い東北弧沖襟裳南震源区oAcJEsで12月9日M6.0Ps・M6.5Ps・12月12日M6.8psと東北弧沖久慈震源区oAcJKjM12月31日M6.0Psが起こり(月刊地震予報196),2026年に入り千島海溝域の択捉沖で1月最大地震があったが,2026年2月以降CMT解の無い完全静穏期に入った.

図664 .2026年4月までの日本全域2年間CMT解. 左図:震央地図,中図:海溝距離断面図.震源円の直径は地震規模Mから算出される地震断層長L km(=10^(0.6M-2.9))で,面積は地震断層面積Sf km2 (=10^(1.2M-9.9))に比例:月刊地震予報173).ただし,この期間の地震規模は小さいのでCMT規模にΔM+1.0を加えて4倍拡大した地震断層長を使用.数字とMは,M7.0以上であるが2026年4月についてはM6.0以上のCMT解発生年月日・規模. 右図:時系列図は,海洋側から見た海溝域配列に合わせ,右から左にA千島海溝域Chishima,B日本海溝域Japan,C伊豆・小笠原海溝域OgsIz,D南海・琉球海溝域RykNnk,日本全域Total,を配列.縦軸は時系列で,設定期間開始(下端2024年4月1日)から終了(上端2026年3月31日)までの730日間で,右図右端の数字は年数.設定期間の250等分期間2.9day(右下図右下端)毎に地震断層面積を集計・作図(速報36・特報5). Benioff図(右上図)の横軸はPlate運動面積で,各海溝域枠の横幅はこの期間のPlate運動面積に比例させてあり,左端の日本全域Total/4のみ4分の1に縮小. 階段状のBenioff曲線は,左下隅から右上隅に届くように横幅を合わせ,上縁に総地震断層面積ΣMのPlate運動面積に対する比を示した.下縁の鈎括弧内右の数値[8.2] [7.9] [7.6] [7.5] [7.9]は設定期間のPlate運動面積が1個の地震として解放された場合の規模で,日本全域ではこの間にM8.2の地震1個に相当するPlate運動歪が累積する.上図右下端の(M6.1step)は,等分期間2.9日以内にM6.1以上の地震がTotal/4のBenioff曲線に段差を与える. 地震断層面積移動平均規模図areaM(右下図)の横軸は地震断層面積規模で,等分期間「2.9day」に前後期間を加えた8.7日間の地震断層面積を3で除した移動平均地震断層面積を規模に換算した曲線である.右下図下縁の「2,5,8」は移動平均地震断層面積規模「M2 M5 M8」.右下図上縁の数値は総地震断層面積(km2単位)である. areaM曲線・Benioff曲線の発震機構型による線形比例内分段彩は,座屈逆断層型pbを橙色・剪断逆断層型psを赤色・横擦断層型nを緑色・正断層型tを黒色. Clickすると拡大します.
(2) 2026年5月の千島巨大地震への歩み
本「月刊地震予報」では,末尾にその月の「地震予報」を掲載してきたが(速報41;月刊地震予報197),千島巨大地震の襲来が予想されているので(月刊地震予報166・175・182・184・188・191),その月の「千島巨大地震への歩み」と改名して掲載を開始した(月刊地震予報198).どのような経過を経て千島巨大地震に到達するのかとの観点に立ち,日本列島についての地震予報を掲載する.その目標は,千島巨大地震への経過と「2011年平成巨大地震M9.0」への経過との詳細な対応および他地域の地震活動との関連を明らかにすることである.
千島海溝域には日本海溝域の2011年3月11日東北弧沖平成oAcJHs巨大地震M9.0psの発生に至る活動と対応する2つの活動がある.太平洋Slab先端が深度660㎞の下部Mantle上面付近で活発な地震活動を起こした後に日本海溝北部の島弧沖oAc震源列で大地震を起こし.日本海溝中央部で平成巨大地震M9.0に至っている.
600㎞以深のCMT解は;
日本海溝域のWdtiDJVlad震源域; 千島海溝域WdtiDC震源帯
2016年1月2日 M5.7Pb/641㎞ 2024年6月6日 M5.9Ps/607km Sms
2010年2月18日 M6.9pb/631㎞ 2021年9月3日 M5.8+pb/601km Ur
2009年8月10日 M5.0Pb/616㎞ 2013年5月24日 M8.3Pb/632km Kamc
2009年4月18日 M5.2pb/680㎞ 2012年8月14日 M7.7pb/610km Ur
2002年9月15日 M5.4+pb/670㎞
2002年6月29日 M7.2+pb/617km
1999年4月8日 M7.1+pd/610km
日本海溝域の600㎞以深のCMT解には(1)1999年から2002年・(2)2009年から2010年・(3)2016年の3回の活動期がある.(2)の1年後に日本海溝中央部で平成巨大地震M9.0が起こっている.また,(1)の後には日本海溝北部で2003年9月26日M8.0が起こっている.
千島海溝域では,深度660㎞の下部Mantle上面に突入しているCMT解はまだないが,(4)2012年から2013年・(5)2021年から2024年の2回の活動期がある.(4)は日本海溝域の平成M9.0に誘発された活動であろう.現在進行している(5)では千島海溝北端のKamchatkaで2025年7月30日M8.8が起きており,千島海溝中央部での巨大地震までの歩みを追跡することが本章の目的である.
海溝中央部で起こる巨大地震に先行する海溝両端部の大地震として,日本海溝域の2003年9月26日M8.0が千島海溝域の2024年7月30日M8.8と対応していれば,日本海溝域が21年先行し,2032年に千島海溝域で巨大地震が予想される.千島海溝域の地震活動の詳細は1994年9月以降のCMT解として記録されているので,1994年9月から2032年までの記録を,日本海溝域の1973年から2011年3月11日の平成M9.0巨大地震直前までの38年の記録と比較検討する.
検討期間の日本海溝域の震央地図(図655左図)では,震源円内の主歪軸傾斜方位がPC-NA Plate運動のEuler緯線に沿っており,Plate運動による集積歪が地震によって解放されていることが分かる.また,主歪軸傾斜方位図(図655右図下)中央の基準横線(海溝軸傾斜方位「TrDip」)にPlate運動方位紫色折線(Sub)が沿っていることも,Plate運動が日本海溝軸に沿って太平洋底を沈み込ませていることを示している.
1994年9月以降のCMT解の震源円は発震機構に従って彩色してあるが(図655左の震央地図下の凡例),CMT解以前の観測地震は発震機構不明で灰色に塗色.時系列図左縁の地震断層面積積算図のBenioff曲線は(図655右図中),1973年の開始時(下縁)からPlate運動面積を積算したPlate運動直線(左下角から右上方への直線)に沿って増大し,1983年の段1)を形成し,静穏化の後,1988年からPlate運動直線に沿って増大し,1993年から最大の段2)を形成し1994年から長期静穏化後,基準とした2003年9月26日M8.0の大地震の段3)を経てPlate運動直線に沿って増大し平成巨大地震M9.0に至っている.Benioff曲線全体としては,Plate運動直線に沿っているが全期間において地震断層面積過剰であり,過去に蓄積されたPlate運動歪が破壊限界に達し,新たな歪を蓄積する余裕が無く,Plate運動歪は直ちに地震断層によって開放されると共に,過去の歪も順次解放されてきたが,平成巨大地震M9.0によって全面解放に至った.Benioff曲線段差を与えるのはM7.1であるが(図655右中の時系列図右下縁の「M7.1 step」),M7.0以上の20個の日本海溝域観測地震は;
年月日 震源区 規模・発震機構/深度
2011/3/9 oAcJOfuM7.3ps/19km
2008/6/14 BkbJKrkM7.0ps/10km
2005/11/15 TrJShwMtl M7.0to/10km
2005/8/16 ofAcJKks M7.1ps/36km
2003/9/26 oAcJTk M8.0ps/19km
2003/5/26 fAcJKtkM7.0Pb/51km
2002/6/29 WdtiDJVlad M7.2+pb/617k
1999/4/8 WdtiDJVlad M7.1+pb/610km
1994/12/28 oAcJKj: M7.6? /1km
1994/7/22 WdtiGJPrm M7.3? /552km
1993/7/12 oJscJOsmM7.8? /35km
1989/11/2 oAcJKj M7.1? /1km
1983/6/21 oJscJOga M7.1? /6km
1983/5/26 oJscJOgaM7.7? /14km
1982/7/23 oAcJIbg M7.0? /30km
1982/3/21 ofAcJKks M7.1? /40km
1981/1/19 oAcJOfu M7.0? /1km
1978/6/12 ofAcJKksM7.4? /40m
1975/6/29 WdtiDJVlad M7.3? /570km
1973/9/29 WdtiDJVlad M7.3? /524km
最初のPlate運動直線に沿う期間には,Slab先端WdtiDJVladの1973年9月29日M7.3/524㎞・1975年6月29日M7.3/570km,東北前弧沖ofAcJの1978年6月12日KksM7.4/40km・1981年1月19日OfuM7.0/1km・1982年3月21日UkwM7.1/40km・1982年7月23日IbgM7.0/30kmがあり,最初の段1)はAM-NA Plate境界oJscJOgaの1983年5月26日M7.7/14km・1983年6月21日M7.1/6kmによって形成され,静穏期には東北前弧沖ofAcJが日本海溝北部1989年11月2日KjM7.1/1kmでPlate歪を解放した.最大の段2)形成期には1993年7月12日AM-NA Plate境界のJscJOsmM7.8/35km・1994年7月22日太平洋Slab最大のWdtiGJPrmM7.3/552km・1994年12月28日日本海溝北部のSlab過剰域oAcJKjM7.6/1kmと多様なPlate歪解放がなされた.長期静穏期に入ると座屈逆断層pb型(橙色)の下部Mantle上面付近の太平洋Slab底地震によるPlate歪解放へと次第に増大させ,静穏期末になるとPlate歪積算直線に沿って歪を解放し,日本海溝北部の2003年大地震M8.0の段3)となった.その後はこれまで空白域となっていた日本海溝中央部で剪断逆断層ps型地震が積算Plate歪を解放し,平成巨大地震M9.0に至っている.
Benioff曲線のPlate運動直線に対する変化は,Plate運動歪の解放位置と様式の変化に対応していることから,同様の変化が千島海溝域でも再現するかが,「千島巨大地震への歩み」を占う鍵になる.
日本海溝域では,この22年間に平成巨大地震M9.0を含め地震として開放された地震断層面積規模はΣM9.1でPlate運動面積規模M8.4の6.109倍である.巨大地震M9.0を除いてもΣM8.5でPlate運動の1.336倍になる.

図655.日本海溝域の1987年から2011年3月11日平成巨大地震M9.0直前までのCMT解・観測地震. 左図:震央地図.右下から左上への曲線は太平洋PCの北米NAに対する2度毎のPlate運動Euler緯線.震源は地震規模から算出される地震断層長を直径とする円で表示.この円の面積は地震断層面積に比例し,地震で解放されるPlate運動歪面積に対応.表示期間の地震規模は大きくないので規模にΔM+1.0を加算して直径を4倍拡大,円面積を16倍拡大.震源円の色は発震機構(下縁の凡例:灰色は発震機構不明の観測地震).震源円の中心の短直線は地震で解放された主歪軸方位.3440個の震源を表示.数字とMはM7.2以上の観測地震発生年月日と規模. 中図:下]海溝距離断面図.海溝に沿う海洋底の同心円状屈曲頂点を真上にした地球断面図で,深度410㎞曲線が上部Mantle/Mantle漸移帯境界,深度660㎞曲線がMantle漸移帯/下部Mantle境界.上]地震断層面積規模移動平均曲線areaM・地震断層面積積算曲線Benioff.数字とMはM7.2以上の観測地震発生年月日と規模. 右図:上]縦断面図.中]時系列図.上縁が2011年3月11日平成巨大地震M9.0発生時.下]主歪軸傾斜方位図.中央横直線が海溝軸に直交する海溝傾斜方位[TrDip].紫折線(Sub)はPlate運動方位.
6年後の2032年に予想される千島巨大地震までの歩みを日本海溝域の2011年平成巨大地震までの経過と比較するため千島海溝域32年間のCMT解643個を用いる.千島海溝域でも震央地図(図656左図)では,震源円内の主歪軸傾斜方位がPC-NA Plate運動のEuler緯線に沿っており,Plate運動による集積歪が地震によって解放されていることを示している.また,主歪軸傾斜方位図(図656右図下)中央の基準横線(海溝軸傾斜方位「TrDip」)にPlate運動方位紫色折線(Sub)が沿っていることも,Plate運動が千島海溝軸に沿って太平洋底を沈み込ませていることを示している.Benioff曲線(図656右図中時系列図左縁)に段差を与えるのはM7.5(時系列図下縁右端「M7.5 step」)であるがM7.0以上のCMT解は;
年月日 震源区 規模・発震機構/深度
2025/9/19oAcCKamc M7.8ps/30km
2025/7/30oAcCKamc M8.8ps/44km
2024/8/18oAcCKamc M7.0ps/47km
2020/3/25TrCKamc M7.5Pb/53km
2018/12/21 TrCKamc M7.3nto/19km
2016/1/30 WdtiAcCKamc M7.2np/174km
2013/5/24WdtiDCKamc M8.3Pb/632km
2013/4/19uBdCUr M7.2T/139km
2012/8/14WdtiDCUr M7.7pb/610km
2009/1/16TrCMtw M7.4Pb/30km
2007/1/13TrCMtw M7.8Te/10km
2006/11/15oAcCMtw M7.7Pb/10km
2004/11/29oAcCKsr M7.0ps/39km
2002/11/17WdtiGCEtr M7.2Pb/469km
1996/2/8oAcCUr M7.2Ps/10km
1995/12/4oAcCEtr M7.4Ps/10km
1995/4/29oAcCEtr M7.2ps/24km
1995/4/18oAcCUr M7.2ps/15km
1994年9月以降観測されているCMT解についての地震断層面積積算のBenioff曲線には4個の段が認められる.最初の段1)は1994年開始時(図656右図中時系列図下縁)で,左下角から右上方に向かうPlate運動直線に沿って千島弧沖oAcC震源帯の剪断歪の解放によって増加して静穏化するが,1996年から千島海溝中部のTrCMtwM7.7・M7.8・M7.4の段2)となり2009年から千島海溝中央部の平面化uBdCUrM7.2もあるが静穏化し,2013年から下部Mantle上面付近の太平洋Slabの座屈逆断層pb型(時系列図の橙色;震央地図・海溝距離断面図の橙色と紫色)による段3)となり,2016年から静穏化し,日本海溝域との対応に使用した千島海溝北部の2025年7月30日KamchatkaM8.8段4)に至っている.それ以降日本海溝域と同様にPlate運動歪蓄積直線に沿って地震断層面積積算のBenioff曲線が増大するかを,今後見守ることにする.

図656.千島巨大地震の予想される2032年までのCMT解. 左図:震央地図.左上から右下への曲線は太平洋PCの北米NAに対する2度毎のPlate運動Euler緯線.震源は地震規模から算出される地震断層長を直径とする円で表示.この円の面積は地震断層面積に比例し,地震で解放されるPlate運動歪面積に対応.表示期間の地震規模は大きくないので規模にΔM+1.0を加算して直径を4倍拡大,円面積を16倍拡大.震源円の色は発震機構(下縁の凡例).震源円の中心の短直線は地震で解放された主歪軸方位.643個のCMT震源を表示. 中図:下]海溝距離断面図.海溝に沿う海洋底の同心円状屈曲頂点を真上にした地球断面図で,深度410㎞曲線が上部Mantle/Mantle漸移帯境界,深度660㎞曲線がMantle漸移帯/下部Mantle境界.上]地震断層面積規模移動平均曲線areaM・地震断層面積積算曲線Benioff. 右図:上]縦断面図.中]時系列図.下縁近くの横補助線は日本海溝域の平成巨大地震M9.0発生時.下]主歪軸傾斜方位図.中央横直線が海溝軸に直交する海溝傾斜方位.紫折線(Sub)はPlate運動方位.
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